1 開会挨拶(10時00分)
・津嶋 春秋 安全衛生委員長
(斜面防災対策技術協会富山支部理事、富山県地質調査業協会長)
【挨拶】
コロナウィルスで先が見えない状況で、建設産業の現場などではリモートワークができない。その中でリスク管理が一層重要になる。今年も豪雨被害など様々な災害が発生しているが、生業としている斜面防災も含め、土砂災害・地震災害などのリスク管理や現場の安全パトロールと教育訓練によって、経験を蓄積し明日に生かせるよう講習を価値あるものにしてほしい。
2 講演(10時10分〜11時00分(50分))
・演題 「現場での夏場の健康管理について」
・講師 全国健康保険協会富山支部 保健師 森 好美氏
【内容】
5月から9月が熱中症の発生が最も多く、暑さに不慣れな新人は特に注意が必要。重症の場合は現場でとにかく体を冷やし、救急車を要請するなど、応急措置の重要性を指導。
コロナ下での新しい生活様式にも触れ、マスクの効果的な使い方についても紹介があった。
3 講演(11時00分〜11時50分(50分))
・演題 「労働安全の動向と課題」
・講師 中央労働災害防止協会中部安全衛生サービスセンター北陸支所
安全・衛生管理士 中山 宏氏、小川 達也氏
【内容】
高齢者の就業率が上がる中で、心身機能の低下を踏まえた職場環境と作業方法の改善について「エイジアクション100」により、チェック項目を例示しての説明があった。
4 工事安全パトロール(13時40分〜15時00分(80分))
・工事現場 立山町虫谷地内の集水井工事
5 工事安全パトロールの講評と質疑(16時00分〜16時30分(30分))
・講師 中央労働災害防止協会中部安全衛生サービスセンター北陸支所
安全・衛生管理士 中山 宏氏、小川 達也氏